GONTA BLOG

ipad proとapple pencilを使い続けて分かったこと

デジタルで絵を描く身として選択が迫られるのは
どのデバイスで描くかである。

板タブにするか、液タブにするか、surfaceのような持ち運びができ
かつ直接描けるオールインワンタイプにするのか。

色々選択肢はあるかと思うが、私はipadproとapplepencilの組み合わせを
おススメしたい。

色々な絵を描くデバイスを試してきたが、
①いつでも気軽に
②思った線を引ける
③コストパフォーマンスに優れている
の3点がapplepencilの強みである。

選択肢①「液タブ」(パソコン接続するタイプ)
以前、cintiq13を使用して
いた。購入当初は液タブってすげえええ!!!!
となり感動していたが、使用していくうちに
気になる点が出てきた。

・まず一番大変なのが描くまでの準備だ。
コードが複雑な構造なので、それをつなぎ、ソフトを起動し
やっと描ける~と思ったらドライバが起動せず再インストール
みたいなことがしょっちゅうあった。
・また、液晶に厚みがあるので描いている感覚とのずれが生まれて
いた。
・描くときの線の描写の遅れがある。
・解像度も低かったので描写がざっくりとなる。
・色の表示幅がせまい。

こんな感じで色々問題もありつつも
なんとかつかっていたが、
ある日液晶に日々が入り、それでも
使っていたらいつのまにか全壊し、使用不可になった。

選択肢②「板タブレット」
以前はintuosのA3タイプのかなり大きいタイプの
板タブレットを使用していた。
板タブは大きいサイズの方がより描きやすいですが、
その分設置スペースが必要になる。
あとは頻繁にドライバーが停止したり筆圧感知が効かなく
なって困った。
画面を見ながら描くという技術が必要になるので
自分の引きたい線を描くまで時間がかかる。
小さい板タブレットになるとそれがより困難になるので
最低限の塗りとかであれば使用に耐えれるかも。

選択肢③「applepencil」
cintiqが逝ってしまい、小さい板タブを仕方なく買ったら
使いにくすぎてどうしようかと悩んでいた時にapplepencilが
候補に挙がった。
applepencilはipadproでないと使用できないので
両方買うと10万ぐらいいくので非常に迷いましたが、
かならず今後の役に立つと思い購入に至った。

結果、本当に買ってよかったと思った。
色々な絵を描くデバイスを試してきたが、
①いつでも気軽に
②思った線を引ける
③コスパに優れている
の3点がapplepencilの魅力である。

魅力その1「いつでもどこでも気軽に」
なんといってもこれである。
ベッドの上で。電車の中で。マックの中で。
図書館でも。ちょっとアイデアを思いついたら。
会議のメモをしよう。ロゴのアイデアを書き出してみよう。
applepencilであればこんな場合にすぐに描き始めること
ができる。スリープを解除⇒ソフトを起動
たったこれだけである。
すぐにできるということはそれだけで非常に強力な強み
なのである。

魅力その2「思った線を引ける」
店頭でapplepencilを試した時、
え?こんなに思った通りに線を引けるの?
となり、欲しくなった。
今までにない、感覚で、衝撃を受けた。
描いているのが楽しくなる、アナログに
近い感覚なのである。
思った通りに線を引けることで
余計な引けない時のストレスをためずに
描くことに集中することが可能である。
また、解像度もかなり高いのでドットドット
することもない。
色についてもパソコンに劣らず広い領域をカバーして
いるのでipadだけで完結も可能である。

魅力その3「コスパに優れている」
このようなメリットを考慮すると
長い目で見たときに、applepencilが
合った方が格段に作業がはかどるので
購入に至った。
使用ソフトも無料で高機能が使えるものも
あるし、有料だが安価で購入できる素晴らしい
ものもあるので「描く」ことをメインに考えている
クリエイターの方には改めておススメをしたい。

次回はapplepencilで描くための
おススメアプリを紹介予定!

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