人気過ぎて品切れ続出!?いつもの料理が絶品に変わる。魔法の鍋の秘密に隠された感動の開発秘話!!

こんばんは!ゴン太です。
食事については作ってもらうか、インスント系、
あとは外食がほとんどのためなかなか自分では
料理をしないのですが、そんな自分でも興味が湧く料理のための
機械の存在を知り、とっても欲しくなっております。

それが、最近カンブリア宮殿で
特集されていた「バーミキュラ」です!!
※バルミューダではありません。似てるけど。

2018年2月1日に放送されたカンブリア宮殿で
今大人気のバームキュラという魔法の鍋が特集されており、
非常に感動的な内容でした。

バーミキュラって何ぞや!?

なぜバルミューダってそんなにすごいのか。

バーミキュラの特徴を一言で表すと、

「ホーロー鍋+ステンレス鍋のいいとこを合わせ持つ最強のホーロー鍋!!」

です!!

ホーロー鍋の特徴として遠赤外線効果があります。
この遠赤外線効果によってしっかり中まで火を通すことができます。

ステンレス鍋はっていうと、その緻密な構造から
無水調理が可能になります。
今までのホーロー鍋ってどうしても焼いた時にゆがみがうまれて、
そこから熱が逃げてしまい無水調理には適していませんでした。
その歪みを無くし、100分の1ミリのみの誤差を実現することで
密閉性で熱を閉じ込め、素材だけの水分で調理する無水調理が
可能になります!!
実はこのゆがみを無くす作業は工場の方が手作業で機械を使って
行っているのです。そういう繊細な作業って日本の強みだな~って
思います。

つ、ま、り、バーミキュラで料理をすると
水がいらないのに素材の味を最大限に引き出し、
うまうま~な料理が簡単に作れてしまうのです(^o^)/
料理界の革命児です!!

バーミキュラのためのコールセンターがやばい


これは知って驚いたのですが、バーミキュラ専用のコールセンターが
あり、そこに電話してバーミキュラで作りたい料理のレシピを要望を伝えると
コールセンターの横にキッチンスタジオがあり、そこで要望に応えたレシピを考え、
専属シェフが料理を開始。料理が完成すると、そのレシピをユーザに伝えてくれるのです!!
バーミキュラはまだまだその可能性にレシピが追い付いてないので
どんどんこうやって新しいレシピが生まれてくるんです。

バーミキュラ完成までの長~い険しい道のり

個人的にバーミキュラそのものも素晴らしい製品なのですが
バーミキュラを完成させるまでの過程が感動的でした。

元々、バーミキュラを作った愛知ドビーという会社は
ドビー機を作っていた鋳造メーカーでした。
繊維産業が衰退していくと船舶部品の下請工場になりました。
2000年になると海外の安い値段で請け負う工場に仕事をとられ、
厳しい経営状況に陥っていた。

そんな中、幼い頃から父の工場とそこで働く人を見てきた
兄と弟は工場を再建するためにそれぞれ別の会社で働いていたたが
退職し、何とか経営を立て直そうと日々奮闘します。

そんな中、土方弟(智晴)はたまたま読んだ本からホーロー鍋でカレーを作ってみると
それが非常にうまくてこれだと思いつき、
これにステンレスの精密な加工が加われば無水料理もできる最強の
ホーロー鍋が出来る!ということでかってないホーロー鍋の開発がスタートすることに。

土方兄(邦裕)「まあ、長くて3週間ぐらいでできるっしょ(*´ω`*)」
と楽観的に始めたが実際作り始めると全然うまくいかない。
なぜか、、、実はホーロー鍋を作るときにするホーローを吹き付ける作業が
非常に特殊で技術がいる作業なんです。ここが難関でした。

ホーロー(琺瑯)とは、鉄やアルミニウムなどの金属素材の表面にガラス質の釉薬を高温で焼き付けたものです。強度があって熱伝導がいい金属の良さと、耐食性や光沢の美しさと言ったガラスの良さを組み合わせています。

この琺瑯の成分がたくさんありその比率や、焼きの時間とか回数など組み合わを考えると
そこから正解を導くのはまさに奇跡。何回やってもうまくいかないので研究所に行って
やり方を教えてもらったりしてなんとか形にしていったのだそう。

そんな試行錯誤する中、ある日ついに完成に近いものを作ることが出来き、
仲間を呼んでその鍋でカレーを作ってみると、

「なんだこれは( ゚Д゚)!?」
「別次元の美味しさや(; ・`д・´)!!!」
「うめーーーーーーーーーーーー(*´Д`)www!!!!」

となり、みんなで喜びを分かち合いました。
開発開始からここまで、なんと3年かかりました。
3年という年月は長く見えるけど、普通だったら不可能というか
やろうとも思わなかったことをその時間で作り上げることが
出来たのは非常に素晴らしいことで、兄弟と工場の人々の努力の賜物なのでは
ないでしょうか。
村上龍はカンブリア宮殿の編集後記でこう綴っています。

多くの中小企業は後継者不在という危機に瀕している。「愛知ドビー」は兄弟が協力し後を継ぐという理想型で再建された。だが、その道のりは、厳しい、ではなく、「ほぼ不可能に近い」だった。異業種出身の二人は、あきらめなかったのではない。あきらめることができなかったのだ。バーミキュラは、革命的な鋳物ホーロー鍋で、料理人が変わったのではないかと錯覚する。さらにレシピの種類が、鍋が持つ可能性にまだ追いついていない。兄弟は、社名を変えなかった。「愛知ドビー」創業以来の、技術力への誇りが刻まれている。

やべー村上さん、すごい良いこと書いてるなあ(*´ω`*)
土方兄弟は工場のみんなの未来を背負っていて、その強い想いがバーミキュラを
生み出したのだと思うと本当素晴らしい製品、というかもはや作品と言ってもいいレベルなのでは
ないでしょうか。
現在では白米もうまくたけるIH機能付きの「バーミキュラ ライスポット」も
発売し1年で5万台も販売しているそうで絶好調な愛知ドビーです。

いい値段するのでお金たまったら絶対買いたい!!

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